ふくしまの海

福島の漁業のいまをテーマにした動画

「ふくしまの海は、負けない」を公開しました。

地震と津波の被害に加え、

原発事故によって大きな痛手を受けた福島。

港では約1年3ヶ月もの間、

操業できない日々が続きました。

 

2012年6月に漁を再開したのちは、

規模を縮小した水揚げ「試験操業」を行いながら

漁の全面再開「本格操業」へ向けた準備を

進めています。

 

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試験操業とは、

魚種を限定して漁獲・販売を行い、

その過程を通じて

本格操業に向けた情報を得るためのもの。

 

対象魚種は、モニタリング検査(放射性物質検査)により

安全性が確認されているものに限ります。

安全性の確認基準は、

国の基準値よりとても厳しい

自主基準に基づきます。

50Bq/kg ※国の基準値は100Bq/kg)

⬇ ⬇ 参考

試験操業の状況

http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/list274-860.html

 

安全が確認された魚種は、震災から年月を経て

当初(2012年6月)の3種から

およそ170種と飛躍的に拡大。(2017年末現在)

試験操業で穫れた魚介も、

市場に流通されています。

 

まだ規模は限られるものの、

水揚げ後はセリも行われています。

ふくしまの港に、賑わいが戻ってきました。

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さて、今回取材させて頂いたのは

相馬原釜漁港の漁師さんたち。

福島の代表的な水揚げ港のひとつです。

 

後継者不足に悩む港も全国に多いなか、

ここには20〜40代の若手漁師さんたちが多数。

そしてカラッと明るい人ばかり!

仲間たちと始終冗談を言い合う

笑い声が港に響きます。

でも、船上では別人のように真剣に。

 

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印象的だったのは、

自分たちの仕事に対するプライド。

「自信を持って水揚げした魚を、

多くの人たちに食べてほしい」

付近の海域は、良質な魚が集まる天然の漁場。

震災前から「常磐もの」として、

築地など首都圏でも高く評価されてきました。

そんな魚介のおいしさはいまも変わりません。

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何代も続く漁師が多く、

「親父の背中にあこがれて、

漁師を継いだ」という声も。

震災後の苦しい状況でも、

自分にはこの道しかないと奮起したそう。

親から子、そして次世代へ

誇りをつないでいくのでしょう。

 

港には、漁師の奥さんなど

”浜の母ちゃん”たちの明るい声や

仲買人、水産業者などたくさんの人たちの

笑顔があふれていました。

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ふくしまの海は確実に、復興へと歩んでいます。

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