いま火山を学ぶこと:磐梯噴火記念館レポート

御嶽山や阿蘇山の噴火が相次いで発生し、日本が“火山大国”であることを再認識された方が多いのではないでしょうか。災害への備えの意識が高まっている今、火山の噴火について知るためにぴったりな施設が福島県にあります。
それが「磐梯噴火記念館」です。

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東北有数の活火山「磐梯山」は今から127年前(明治21年)に噴火し、明治以降最大規模の火山災害が起こりました。
磐梯噴火記念館では、その詳細な記録を伝えるとともに、国内外の火山にまつわるさまざまな展示が行われています。
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雲仙普賢岳の噴火の際使われたものと同型の耐熱服 これは福島で製造されたもの
雲仙普賢岳の噴火の際使われたものと同型の耐熱服 福島で製造されたらしい
海底の地形まで立体的に表した巨大地球儀
海底の地形まで立体的に表した巨大地球儀 海溝の形がよくわかる
後漢時代の中国で作られた世界初の地震計
後漢時代の中国で作られた世界初の地震計 やたら凝ったデザインがすごい

地球上には1500の火山があり、そのうちの7%、110もの火山が日本に存在するそうです。
この施設では、そんな火山大国日本における火山災害対策や、地震火山の危険性をわかりやすく学ぶことができます。

他方、「火山は恐ろしいものですが、一方で美しい景観をもたらします」とも伝えます。
裏磐梯は噴火により、200を越す湖沼群など独特の景観を作り、そこで貴重な動植物が育まれました。127年経った現在、その豊かな自然から、リゾート地としてよく知られています。

噴火によってできた五色沼と自然
噴火によってできた五色沼と自然
裏磐梯の自然について解説してくれるうさぎさん
裏磐梯の自然を解説してくれるうさぎさん。実際はもっと暗く、少しこわい

見学を通して、火山は災害をもたらすだけでなく、新たな自然を生み出し、恵みを与えるものでもあるということがわかりました。だからこそ、正しく知り、正しく備え、うまく自然と付き合っていくことを心がけたい、と私は思いました。

磐梯山噴火記念館は、模型や映像など、視覚でわかりやすく伝える工夫がたくさんあり、子どもも大人も楽しく学べる場所でした!
なお、今回のレポートでは時間の都合で見ることができませんでしたが、施設の向かいには3Dシアターがあります。ソニーが開発した世界初の360°円筒スクリーンで、噴火の様子を再現した映像を体験できて、臨場感がすごいとか。訪れた際はセットでぜひ。

おまけ:磐梯山噴火まんじゅう パッケージのインパクトが半端じゃない
おまけ:磐梯山噴火まんじゅう パッケージのインパクトが半端じゃない
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