ダム探訪1−基礎編−

こんにちは、yujiです。
皆さん、突然ですがダムは好きですか?
私は好きです。

おそらく、ほとんどの人間がそもそも「ダムを好き・嫌い」と考えたことがないと思います。
しかし、あなたの住む都道府県にも巨大かつ個性豊かなダムがあり、あなたの生活を支えています。
今回は、ダムの魅力についてダムマニア初心者の私が解説を試みます。

ダムの魅力その1:とにかくデカイ

IMG_9486福島市・摺上川ダム・洪水吐
ダムは人の作れる最大級の建造物のひとつ。高くて、広くて、とにかく大きいです。
具体的にどう大きいのか、比較してみてみましょう。

◆高さ
日本一有名なダム、黒部ダムの高さは186m(日本一)。東京タワーが半身浴できるくらい。・・・分かりづらいですね。
ナイアガラの滝の高さが約52mだそうなので、その3倍以上の高さから放流していることになります。

◆広さ
日本で2番目に貯水容量が多いダムが福島と新潟にまたがる奥只見ダムです。(なお、黒部ダムは貯水容量では19位)
その貯水量は約6億㎥、300万杯の風呂が満たせます。東京ドームに例えると、約485個分です。これも分かりづらいですね。

また、世界レベルになるとスケールが半端ではなく、世界一大きいアメリカのフーバーダムは日本の全ダムの貯水量を合わせても全然足りないほど、ぶっちぎりの大きさです。
(なお、このドラゴンボールみたいなインフレ感にワクワクした人は、ダムマニアの素質ありです)

ダムの魅力その2:自然豊かなのんびり観光ができる

周囲には豊かな自然、空気がおいしく静かな環境、そして目の前に広がる雄大なダム湖。ダムは実は観光にぴったりな場所です。
たいてい山間にあるため、平時には人が少ないところも魅力のひとつ。
さらには大きなダムには、売店や情報センターなどがある所もあるため、退屈しません。
加えて、運が良ければ迫力ある放流(放水)を見ることができます!

ダムの魅力その3:個性豊か

ダムは大きく分けて3つのタイプがあります。かなりざっくりと解説を。
◆重力式コンクリートダム
IMG_8913会津若松市・田子倉ダム
要するに、重たいコンクリートの塊で水をせき止める、一番わかりやすいダムです。

◆アーチ式ダム
黒部ダムに代表される「アーチ式ダム」は名前通り堤体がアーチを描くダムで、後述するコンクリートダムに比べて資材量を節約できるダムです。
「下敷きの真ん中を指で軽く押すとすぐ曲がりますが、一度ぐにゃっと曲げて膨らんだところを押しても曲がりにくい」というのが原理です。
ただし、地盤が頑丈なところでしか作れないそうなので数は少ない模様。

◆ロックフィルダム
2I0A6220福島市・摺上川ダム・堤体
岩を積むという名前の通り、土台のまわりに岩を積んで作ったダムです。コンクリ量を節約できるので、近年作られるダムで多いのがこのタイプです。
岩を積んでいるだけなので堤体がなだらかで、見下ろしたり見上げたりした時の急斜面感はあまりないですが、これはこれで。

それ以外にも、用途の違い(主に治水・利水・発電)や地形の違いによって形も大きさも千差万別で、同じものは存在しません。
歴史にドラマがあったり、なぜこの場所になったのか考察したり、洪水吐の形に萌えたりと、マニアの楽しみ方も人それぞれだというのもユニークなところ。楽しみ方がひとつではない、これもダムの魅力です。

ダムの魅力その4:コレクター魂をくすぐるダムカード

dcardダムカード
テレビやネットで紹介され、ややメジャーになりつつあるダムカードの世界。国土交通省が普及のために2007年に始めたというダムカードは、ダムに新たな魅力を与えました。
ダムカードを得る方法はたったひとつ、ダムに行って貰うのみ(原則)。自分がコレまで足を運んだ記録が、カードの形で集まっていくのだから、コレクションしたくなるのがマニアの性ですよね。(配布されていないダムもあります)
1つ手元にあると、もう1つ欲しくなる。かくいう筆者もこれがキッカケでハマりました。

はい、いかがだったでしょうか。
ダムマニアたちの界隈はとってもディープで、それこそダムのように広く深い世界です。まだまだ語り尽くせませんが、今回はこのあたりにさせて頂きます。

もし興味を持って頂けたら、土石流衛さんと田武好子さんの語るダムについての動画をご覧ください。
(前編)

(後編)

なお、次回は実際にダムの内部見学をしたときのレポートをお送りします。

(※なお今回の記事のデータはダム初心者の筆者調べのデータなので、間違いがある恐れがあります)

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